ベトナムでも土地が中国に買われちゃう

ちょうど一年前(これ8/1に下書き書いていました)

ベトナムでは珍しく大規模なデモが起こりました。

中国に対するデモでした。

昼から鍋

昔々から中国とは戦争をしてきたので
庶民の感情もあまり中国には好意的では無いようです。

そんな中で、フーコックというベトナム最南端の
ほとんどカンボジア(?)って所と
他にも2か所、大規模な開発用地を中国が99年リースで
借受け、一大カジノ特区を建設するという動きがあったのです。

こんな車に乗れるヤツもいる訳ですよ

 

 

 

経済効果は7兆円規模と言われていましたが
このことに庶民感情としては
国家の領有権を侵害して
中国に土地を売るとは何事だ!
ってんでデモに及んだようです。

チャーカーって料理屋さん

 

 

 

少し前から中部のダナンには
中国系のカジノがあります。
どの程度賑わっているのかは
知りませんが、、、

いずれにしても
仲の悪かった中国の進出は目覚ましいし
ニセブランド商品などは
ずっと前から
全て中国から入って来ているようです。

魚と魚の内臓の炒め鍋?!

ちょうどデモの頃には
タクシーに乗ると
「お前は中国人か?」
「ニャットヴァン(日本人)だ」
と答えると
ドライバーは,ニヤッとして「OK!」

庶民は庶民感情だけですが
政府はやはり、国が富む方向へ
あるいは「賄賂」がたくさん入る方向へ(?)
舵を切るのでしょうね。

ベトナム人気質⁉️

前向きに、積極的に、仕事に誠実

よく考える、研究心旺盛

確かにこれって、良いスタッフのお手本

とっても真面目だし、一生懸命

“当り”なベトナム人スタッフの傾向です。

ベトナム人は優秀、勤勉、と云われる所以かな

ただね、

報告しないんですよね。云わば勝手にやる。。。

こう考えて

こうなるから、こう改善しました!

その報告がない時が、多々ある

えっ?いつからそうしたの?

誰と相談して決めたの?

誰かの了解取り付けた?

クライアント側も知ってること?

往々にして、うちのスタッフもクライアント側のスタッフも優秀な時に限って、そんなことが起こります。

いやいや、良いんだけどね(^_^;)

報告しようよ!みーんな優秀ですよ(^^)/

 

 

ベトナムは理屈好き?!

僕が個人的に思っていることですが…

でも、確信的にそう思っていますが、、、

ベトナムは理屈好きです。良く言えば、理論派!

一度学ぶと、ひたすらその理論、考え方、手法だけで解決しようとする傾向があると思います。

日本の税務のような「事実認定」という考え方はあまりありません。

 

消費税が端的な例だと思っていますが、

形式基準、インボイスが全てです。

 

 

ですから、もし仮に、

巧妙にインボイスを改ざんできたら

不正は可能です。

 

反対に、インボイス上の軽微なミス、誤記や入力漏れがあれば否認されます。たとえ事実であっても認めてくれません。

形がすべてかよ!と思ってしまいます。

渡り蟹、ガザミ?美味しいしポピュラーですね

製造原価報告書においても、理屈大好きですから原価科目と販売費一般管理費の区分などについて細かい理論を優先させようとします。

例えばこうです。

ある事務系スタッフが、たまたま製造部の仕事を手伝ったとすると、、、

その人件費の内、30%は原価勘定にすべきではないか!とか言い出します。

細かい!そんなに重要な話か?一体、金額にしたらいくらの話だよ!と僕は思いますが、理論、理屈を優先させようとします。

このおじさんも形から?

だったら、同じ販管費ならば多少勘定科目が違ってもOK⁈なんてことしないで

適性な勘定科目を付すことをやろうよ!

ベトナムの損益計算書では日本のように、販売費及び一般管理費の内訳が、仔細に表記されないのです。

だからって、なんでもいいってことはないでしょ!

 

 

 

ハノイのちょいニュース

●うわっMMAV事務所の近くの工場で火災!!!

有害物質の水銀が拡散???

うちの会社からほど近いところで
蛍光ランプに使われていた水銀が排出された
というメールが日本大使館から配信されました。

画像はvietnewsより

ちとびっくり。大丈夫かな。
一応、当局によれば健康被害の可能性は低いとのことですが・・・

●ネットで確認していたら、面白い記事発見!
ハノイのホン河((紅河)赤い川って意味です)の中州に
ヌーディストビーチがあって
三々五々男性が集まって来ているらしい(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

どうも、ベトナムにもゲイの方は少なからずいらっしゃるらしいんですよね。
恐らくベトナムの女性はまだまだ、そんなビーチに行けるような感覚を持った人は
いないんじゃないかなぁ

ベトナム愛してますか~

やっぱりその国のことが好きじゃないと
そこへ赴いて商売なんてできないと思う

うちが進出して間もない頃

日本政策金融公庫さんから
中小企業向け海外進出融資を頂いて

たまたま第1号案件だった事もあり
新聞にもリリースされ
その後、公庫さんからセミナーを依頼されたことがありました。

税務会計というよりは進出における
投資障壁とか
実務的な成功要因とは何か!とか
そんなセミナーでした

jetroさんが毎年行っている
「アジア・オセアニア地域へ進出した企業からのアンケート調査」があって、このネタを使わせて頂いたこともあり

結果、ベトナムの悪口講座みたいになっちゃったんです。

だって、様々な質問項目で
常にベトナムはワースト3に入っているんですもん(^_-)-☆

例えば、税務会計、申告等に要する年間投入時間=約850時間
ワースト1でした”(-“”-)”

セミナー終了後の質疑応答
たくさん手が挙がりました!

「結局、先生はベトナムはお薦めされないということですか?」

ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!

「いやいや、そうではなくてベトナムを愛すればこそ、文句も言いたくなるんですよ」苦肉の回答(‘◇’)ゞ

でも、そうなんです。
愛すればこそ、です。
ベトナムの体制、社会のしくみ

僕はまだまだ

大好きにはなれませんが

スタッフは大好きですよ。
この子たちのために!
という思いで、のモチベーションは上がります(^^)/

ベトナムへ新・駐在君

先月末近くに、新・駐在君が赴任しました。

赴任直後に、いきなり社員旅行へ。
まぁ、慣れるには丁度良かったかなと思っておりますが。

カットハイ島、カットバ島へ行ったようです。
残念ながら、今年は僕は同行できませんでした。

 

 

 

前駐在君がお客様と一緒によく釣りに行っていたところです。
いわゆるリゾート地のようですよ。

 

 

 

 

 

今年は残念ながら二人のスタッフが

おめでた中で不参加でしたが
みんなの楽しそうな笑顔を見れると
嬉しくなりますね。

ベトナムならではデス。

 

カットハイ島まで車。
そこから船で
初日は船に泊まり

翌日はカットバ島へ移動。

 

 

スタート前は

バナナボートに乗ったり
楽しかったようです。

 

新・駐在君、早く馴染めればよいのですが。

転覆しないとつまらない

 

てか、しっかり仕事できるようにベトナム版に慣れてね!

 

赴任直後、ちょっとお腹の調子が

さっそくベトナムの洗礼にあってまーす

って連絡くれたけど・・・

 

それって、自己管理ちゃんとしようよ。

一人でお医者も行けないんだからね。

誰かの手を煩わせることになって、迷惑かけるんだよ!

ってパワハラか⁈

ベトナム子会社=国外関連者に対する役務提供

先日のつづきです。
誤解の無いように、、、
要は「子会社に対して経済的あるいは商業的価値を有する行為、

役務提供を行ったか?」これが税務上問題になるかどうか、それが全てです。

カットバ島かな?カットハイ島かな?

 

役務提供といっても広うございます。
経営、技術、財務または営業上の活動
その他法人が行う全ての活動に含まれるわけですけれども。

その中で、上述したような、経済的、商業的価値を有するかどうか
が判断基準となります。

ですので、
普通だったら対価を貰ってもおかしくないのに
旅費まで負担して、タダでしてあげるっておかしいでしょ!!!
ってことになるワケです。

カットバ島

例えば、子会社の技術指導してやったら、有償になるよね。
これは分かり易い。

現地の子会社でシステムを入れ替えたので親会社の総務・経理が

現地に赴いて立上げを手伝ってあげた。
これは???

従前は、タダでしてやったケースが多いのでは?

 

社員旅行

さてこれからは?
「だって親会社と連携する請求システムなんだから親会社から人が行くでしょ!親会社の為ですよ」
って

言いたくなるんですけど、、、

これからはちと微妙かな。

 

 

システム屋さんに頼んだら?
タダってワケにはいかないよね・・・

中には
親会社の役員が、子会社の取締役会で助言した。
これも有償なのでは⁈といったご意見もあるようですが
僕自身は、少し疑問を感じますね。

新・駐在君のピースサインが

いずれにしても
もし、企業がそのような活動を行わなかったとしたら
国外関連者は同じことをする必要があったかどうか?

あるいは
赤の他人さんが活動したとしたら
その内容や時期、期間、その他同じような条件下で
対価を支払うかどうか?

というのが重要なポイントとなあると考えます。

とにかく、日本国内の国税の動きにも要注意です。
事前に出張の理由、目的、成果等資料を残すことを考えた方が
よろしいと思います。

ベトナムはもちろん海外子会社に係る簡易TP

簡易なTP=簡易な移転価格
に係る税務調査のお話です

ベトナムでもお盆はあるようで、やはりご馳走を食べます

私共MMAVのお客様でも
東北~九州まで
地域に関わらず

税務調査が多発しているような感があります。

基本的に国内の親会社については
私共は直接関与していないので

一緒に戦うことはできないのですが
間接的に、助言等を行い応援しています。

 

 

今月の誕生日スタッフは2名です

この簡易な移転価格に該当する取引は

次の2つです
①親子間の金銭消費貸借契約
②役務提供取引

①については調達金利の問題を始めとして通貨や期間、時期などが問題となります。

②については、企業グループ内の役務提供ということです。

ハノイでも台風が大暴れ

例えば、子会社への出張費の負担等が問題視されるということです。
何のための出張なのか、親・子どちらが費用負担するのが合理的なのか?
ということです。

詳細についてはここでは触れませんが

先の出張費負担のように
ある意味、簡単な判断だけで

”いちゃもん”つけられますよ
ってことを肝に命じておいて下さいね。

ハノイも水浸し

ベトナムへ新駐在員が!

この8月の半ばから、新しい駐在員君がハノイへ行くことになりました。
名古屋出身で、沖縄でマングースと闘っていたという変わり者???
まぁ詳細はそのうちにすこしずつ・・・

お父上は名古屋で税理士さんだそうです。

「現地駐在希望」ということで採用させて頂きました。

現地での住まい探しは、なかなか慣れていないので
BACが奔走して、事務所近くの徒歩通勤できるところを条件に既に探してくれました。
初めはタクシーに乗るのも難しいとの配慮からです。

でも最近ではGrabタクシーがあるので便利になりました。

かつて、前駐在君とはタクシーに乗るたびにちょっとしたトラブルになることが
少なくなかったのですが・・・

さてさてこれからどんなハノイ生活が始まるのでしょう(‘◇’)ゞ

ベトナムには路上生活者は見かけません

少し古いデータですが
2017年のベトナムの一人当り国内総生産(GDP)は
$2,300強。

私たちがハノイへ出た頃、2012年には
$2,000を超えたと言われていました。

空港にも車がいっぱい

ところがこの数年間で
あっという間に街中には
車が増え

僕が定宿にしているローカルのホテルの前には
朝から路駐の車がびっしりです。

7年前には1台も停まっていなかったんですよ。

統計数値と実態とにはかなりの違いがあるように思います。
購買力はもっと高いんです。

 

だって
夫婦共働き、ダブルインカム
実家はちょっとした小売り店
恐らくは、税金なんてまともに払っていないと思います。

だから、ベトナムで路上生活者を見たことは

ただの一度もないんです。

なんて木だっけな
お金持ちになる木らしい

 

ベトナムで税金を払っているのは
日系企業と日系企業に勤めているベトナム人くらいじゃない?
って感じ。

おまけに
「賄賂」ってやつが
ベトナムではフツーに収入として存在します。

ランボルギーニだってポルシェだってアストンマーティンだって
走ってますよ。
ベンツ、ビーエム、アウディ・・・

一番「賄賂稼ぎ」が上手なのは役人何でしょうけど

MMAVスタッフ
もっともっとたくさん幸せになろうね

ここが是正されないと、国は栄えない。って思うけどなぁ・・・

昔々の日本だって同じだったろうけどね

悪い御代官様は必殺仕掛け人にやられたちゃった(^^)/