ベトナムでの税務調査

ベトナムでも税務総局よりの税務調査があります。

日本国内では当然のことながら
調査の立会いということで

私共税理士事務所のスタッフが出張らせて頂くのが通例ですが

ホータイ

 

日本の税務調査と少し趣が違うのは
どうも、会計事務所のスタッフが立ち会うと
嫌がられ、邪魔者扱いされてしまうようです。

特に日本人が立ち会っているとなおさら・・・?

の感もあるようです。完璧にアウェイですからね。

といったようなことから、

私共のベトナム人スタッフでさえも、

クライアントさんの事務服をお借りし、なりすまして立会いということもあります。

朝飯買い出し

調査官はベトナム人ですから
言葉はもちろんベトナム語でのやり取りになります。

 

疑義事項、指摘事項に対して抗弁するのが
私共の役回り、ということになるワケですが

これが通訳を介して現場で

ということになると、

rhdr

 

 

なかなかに難しい為、調査後に戦う時に当方の見解を伝え、スタッフから伝達ということになります。

ベトナム人の若い会計士等有資格者は
年長者を敬うという慣習があるために
あまり逆らわない(?)といった現実もあるようです。

それとこれとは別だろう!と思うのですが。。。

 

rhdr

税務総局からは、強烈なおばさんが来ます。迎え討つは若い会計士・税理士。これがフツーの構図となります。

明らかに非違事項であれば
まともな戦いになるのですが
言わば、ただのいちゃもんをつけられる
ということも少なくないように思います。

こんなことを申し上げては
行けないのですが

どうせ100点満点の申告をしていたとしても
何かしら言われるんでしょ!
といった発想も実は無くはありません。

大昔の日本の税務調査と同じですよね。
いわゆる「お土産」を持たせないと
帰らないんでしょ?
大抵の経営者が
そんなことを仰っていた時代がありました。

いまや、日本では
お土産持たせようなどといった発想はありません。

ただ、
ベトナムでは
未だにそんな傾向が残っているように思います。

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